子どものころ、友人たちは僕を「Devante」(ディヴァンテ)と呼んでいたんだ。 本名の「David」はあまりにもありふれていて、知り合いにも同じ名前のやつが大勢いた。その点、ディヴァンテは響きがクールだったから、皆はそれを僕のニックネームにしたんだ。
当時、僕はジョデシィを知らなかったんだ。実のところいまだにジョデシィのアルバムは聴いたことがない。僕があの名前でアルバムを2枚リリースすると、ジョデシィの熱狂的なファンから脅迫されたこともあるよ。憎しみに満ちたメールをよこす人もいたし、僕のMySpaceにスパムメールを送りつける輩もいた。僕はドナルド・ディグレートのプロデューサーとしてのクレジットがドナルド・”ディヴァンテ”・ディグレートだなんてまったく知らなかったし、タント・メトロ&デヴォンテのデヴォンテが僕みたいなバッシングを受けたとは思えない。でも、なぜか僕は叩かれた。とはいえ僕が”ディヴァンテ”と呼ばれるようになったのはR&Bと出会う前――まだ子供のころだった。で、ある日、目を覚まして思った。僕はディヴァンテの名前でファンを獲得した。それは確かだった。けれどもうこの名前と決別しようと。たとえファンを失うことになったとしても、僕にはそれを取り戻せるだけの才能があると思ったんだ。だから本名のデヴィッドに戻った。そして”Verity”を姓に選んだ。”Verity”は”真”。僕には真の才能があるという意味合いを込めている。また誠実性や尊厳、完全性、道徳性への献身という意味もあるんだ。
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